歯ならびが悪くなる原因の一つに、よく噛まなくなってきたことで顎の骨が大きくならなくなってきたということは皆さんがご存知ですが、よく噛める歯の軸に治療していくためには顎の大きさに合わせ歯の数を少なくすることが必要です。
検査して決めることですが多くの場合、上下左右の小臼歯を抜歯することで顎の骨と歯の数との調和を取っていますが、いわゆる親知らずと言われている第3大臼歯の生えてくる場所がない人が多くなりました。ほとんど全員の方がと言っても差し支えありません。
この第3大臼歯を大人になるまで残しておくと歯の根がしっかりとできてしまい、現在では全身麻酔で抜歯することが多く抜歯後も治りにくく入院が長引くこともあります。
土持矯正歯科医院では9歳ぐらいからの抜歯を行なっております。この時期の第3大臼歯は石灰化しておらず歯の根もできていないので15分ぐらいで抜歯することができ4日ぐらいの腫れで治っていきます。当然、専門の先生に抜歯していただきます。
抜歯する前に十分な食事と睡眠が必要で、さらに毎日一杯のミルコを入れたココアを飲んでいただくとでココアの亜鉛で傷が早く治りミルクのカルシウムで骨ができ易くなります。また、抜歯をしてくださる先生は顎変形症の手術をしてくださる先生です。