初回のご来院について

お子様やご自分の歯ならびについてご心配のことだと思います。ご自分でお気づきになった場合や、ご家族からの指摘、主治医の先生からお話などおいでになる理由は様々です。

初めておいでになった時には、歯ならびが悪くなった原因を伺うために約1時間ほどの時間が必要です。そのための日時をお約束するためにお電話をください。

歯科矯正治療が始まるまでの手順は、1回目が初診相談2回目が検査(口腔内と顔の写真、口腔内の模型、レントゲンなどの資料作成)、3回目が検査結果の説明(診断と治療方針、治療方法、使用装置、治療期間、治療結果などについて)後、同意していただければ矯正治療を開始します。このような順序で進んでいきます。3回ほどおいでいただくことが必要です。

おいでになる前に、まずはインターネットなどで検索される方もいらっしゃると思います。インターネットの情報には正しいものからそうでないものまであります。また、人は自分にとって都合の良い情報を信じやすいとも言われています。ひとまず歯科矯正治療について日本矯正歯科学会の発行している認定医、指導医、臨床指導医(旧専門医)の資格を持っている先生のお話をお聞きになってはいかがですか?友人や、知人が正しい情報を持っているとは限りません。心配であれば治療を開始する前に複数の先生の話をお聞きになった方が良いと思いますが、検査をしないとはっきりとしたお話はできません。

検査と説明、同意なしに矯正治療を開始することはできません

初めておいでになった方は、顔やお口の中を拝見し歯ならびが悪くなった原因を推測し、遺伝の情報やそれ以外の原因である生活習慣を確認します。それを元におおよその診断や治療目的、治療方法、使用装置、治療期間についてお話をします。そして、矯正治療を開始する前の検査をお勧めします。了解をいただいたら、検査へと進みます。検査と説明、同意なしに矯正治療を開始することはできません。

検査の了解を得られたら次のお約束の時に検査を行います。検査の内容は、口腔内と顔の写真、口腔内の模型、レントゲンなどの資料作成を約1時間ほどかけて作成します。この時はとくにお話はありません。次回のお約束の時に資料を分析した結果と診断名、治療目的、治療方法、使用装置、治療期間についてお話をします。

次のお約束の時に検査の情報を元に分析し、どのような種類の不正咬合であるかを診断し、治療計画の説明をします。治療方法がいくつかある場合はそれぞれ治療結果が異なるので、ご自分がどのような歯ならびを希望するかをよく考えて、矯正治療をされるかされないか、またどのような結果をご希望されるのかを伺い、術者の治療方針と同じであれば治療開始の同意を得ます。同意が得られたら、治療開始の段階へと進みます。

以上のように段階ごとに了解をいただき進んでいきますが、治療を考えておられる場合は検査とその後の説明までお聞きになってください。治療開始を延期され、その後おいでになった時に最初に作成した資料と新たに作成した資料の比較でどのように成長または変化してきたかがわかります。今後の治療計画にに大きく参考になります。

治療費について

どのような治療結果を希望されるかによって、治療費が異なるのでここでは治療費については記載しません。

矯正治療を始めるにはご自分やお子さんの持っている現在の状態を調べてどのような治療結果を希望されるのかを考えてください。治療の途中で治療結果の変更は不可能なこともありますし、可能であれば治療期間が長期化することもあります。

セカンドオピニオンには相談だけでの検査前、検査後で治療開始前、治療開始後、治療終了後などいくつかの段階があります。段階が進むごとに費用や、被曝量など払う犠牲が大きくなります。できれば検査終了後で治療開始前が良いと思います。

日本矯正歯科学会の資格について

認定医は歯科医師になってから歯科大学や歯学部の矯正学講座や診療科などで指導医のもとで2年以上の基本研修、指導医や臨床指導医のいる臨床研修施設の医院や大学で3年以上の臨床研修終了後に受験して合格すると認定医の資格を取得できます。臨床指導医はさらに上位の資格です。

なお、初診・歯科矯正相談にはお話を伺うために約1時間ほどの時間が必要です。そのための費用は¥5,000です。

所在地と駐車場

駐車場

駐車場は医院の敷地内にございます。ご利用されてください。

所在地

アクセスページに当医院までのマップを掲載しております。こちらをご確認ください。